BMW E46 フラつきます。安定感がない。
ロアアームのブッシュを交換します。
足廻りの最重要部品です。長さを合わせてセットします。スタビリンクの交換。
ブーツが破れてグリースが飛び出ています。エンジンマウントの交換。
潰れて、き裂も凄いもんです。
ちなみに、新品の高さ71mmに対して左62mm,右59mmでした。
交換後、振動が大きかったのが嘘のようです。
エンジンマウントのへたりはアイドリング時だけでなく走行状態でも大きな悪影響を与えます。
当然、ミッションマウントも交換します。新品33mmに対して左29mm、右30mmでした。
そしてアライメント調整をし、ロードテストをして完成です。
それから、MENTEC ATF全量交換をしました。
臭い、汚れも大でした。
E46のオイルパン内には、なんとマグネットが6個も入っているんです。
当然、そのマグネットにスラッジがビッシリついています。
きれいに洗浄し、フィルターを交換して終了です。
■GTR R35 タイヤ&ホイール セッティング 2013/09/09
スカイラインGT-R R35 ホイールはVOLK20インチ。フロント9,5j。
リヤ10,5jです。ホイール単体、TPMSバルブを付けない状態のスタテックアンバランスは、50g,40g,45g,30gでした。
イマイチの感です。TPMSバルブ付ではアンバランスはスタチックで75g,60g,40g,30gです。
組込むタイヤはPOTENZA RE070Rランフラットです。
タイヤとホイールの位置合わせ後のスタチックアンバランスは55g,30g,40g,20gでした。
結果、ポテンザのスタチックアンバランスは20g,30g,0g,10gでした。
ウェイトでゼロ調整をして再度振れを確認します。
4本共、きれいに回転していました。
■今日はタイヤ交換12本でお終い 2013/09/07
フォレスター17インチ、ムラーノ18インチ、33 GT-R 18インチ。
タイヤはファルケン、ダンロップ、ポテンザ。バランスはなかなかでした。
写真は33GTR。ホイールは純正18×9j。3本はスタチック、ダイナミックともアンバランス ゼロ。
一本は20g。素晴らしいですね。さすが純正鍛造品です。
タイヤを組込んだ後のアンバランスは20g以内でした。組込んだポテンザも良かったです。
きれいな回転です。12本でおしまい。今日は腰が持ちません。
残りのお客様には来週にしていただきました。
■エコカーに余裕なし? 年間10万キロ走行から得られるものとは。 2013/09/07
毎日、横浜と富士を往復し、休日は長野、山梨へ息抜きで年間10万キロ走行しています。
ここから得られる情報は他の人には体験出来ない大きな収穫があります。
平日はエコカーだらけ、と言える位うじゃうじゃいます。それが週末になると一変します。
まあ、感覚的には1/10位。それも家族連れ?はほとんどみかけません。
代わりにドイツ車が増えてきます。BMW,AUDI,BENZ,VWの順です。
国産車も現行車種よりちょっと前のクルマ。
クルマのカラーも観光地に行くと都会で多い黒色は本当に少ないですね。
そして品川ナンバーが極端に少ない。以前は何処にいっても品川ナンバーが多かったんですが。
多い県は神奈川、埼玉ですが県民性?
又、冬の安曇野や他の雪国のSAでタイヤの装着をみたら6割位ブリザックだった等。
このデーターを細かくみていきますと日本の縮図をみているみたいです。
こんな統計は各省庁や自動車メーカーでも持っていないと思います?
■ダイレクト レーシング 新製品のテストで大忙し!!!2013/09/04
待望の新製品が間もなく発売になります。
アクセル レスポンスが大幅にアップ!
アクセルペダルをちょっと踏み込むとスーッと加速します。
エンジンパワーをフルに引き出します。
どうして? お答えします。
車種によっても違いますが2000年以前のクルマにはアクセルワイヤーが付いていましたが
以降のクルマにはワイヤーが付いていないんです。
デジタル化されワイヤーの代わりにスイッチが付きました。この伝達がもたつくんです。
その為、エンジンパワーは大なのにスーッと発進しないんです。
これを補うコントロールユニットを組込むと素晴らしい加速が得られます。
今回発売されるパーツがこのコントロールユニットです。
もちろん、車両側に一切の影響はありません。
又、取付はボルトオンで10分程度で取付完了です。
■BMW Z4 タイヤの片ベリ アライメントに不備あり!2013/09/04
Z4 写真は左前のタイヤです。
見た瞬間、ゾッとしました。よくぞダイレクト レーシングまでたどり着きました!!!
ひどい片ベリです。
原因はアライメント不備です。
ただの調整不備なのか、どこかのパーツがいかれているのか? タイヤ交換後、アライメント調整を行いました。
なんと、フロントトーは約1度。プラスコントロールアームがひどいことになっています。
とりあえず走れるようにセッティングしました。
アライメント調整後のロードテストでもタイヤの太さと足廻りの痛みにより安定感はありません。
次回、入院時にビシッと決めたいと思います。
このままでは又すぐ方ベリになるし、クルマがかわいそう。
■日産 スカイラインGT-R タイヤ組込バランス&調整 2013/09/01
この辺の車種はダイレクト レーシングのようなスペシャル ショップに作業は依頼してほしいですね。
ホイールはBBS。
ホイール単体のアンバランスは四本共バルブが付いた状態でスタチック25~30g。全てバルブの反対位置にきています。
バルブ無しでは0~5g。振度は縦、横共0,15程度です。BBSはいつ測定しても非常にいい値を示しています。
しかしながらプロからみるとBBSはタイヤにアンバランスが存在することを想定して製造している。
方やアンバランスゼロを想定して製造しているのが高級車の純正ホイールです。
純正ホイールも精度が非常にいいものが多いいです。組合わせるタイヤはトーヨーR。
ホイールのアンバランスが測定してあるので組込んだ後のアンバランスはタイヤの分ということになります。
この数値は組込み方法で大きく変わります。作業者の技術が非常に大きなウェイトを占める部分です。測定結果はOK。
最良の足廻りを作るにはタイヤ、ホイール、作業者の技術、そしてクルマです。
どれか一つでも欠けるとシミー振動が発生します。
新車なのにハンドルが振れるとか、ボディ振動がでるとかよく聞く話です。
タイヤ装着後、アライナーでアライメント調整までして完成です。